今年買ったヤマハの小型2ウェイスピーカーですが、パソコンラックの上部に置いて、小音量リスニングあるいはYoutube観賞用として使っています。
スピーカーの下部にプラスチック製の足が3点付いていたのですが、スピーカーの振動がもろにラックに伝わってしまい、音を大きく混濁させていました。
そこでラックの天板に防振シートを敷き詰め、プラスチックの足を取り外し、5mm厚のフェルトシートに交換しました。
効果はてきめん、ラックに伝わる振動は激減し、オーケストラでもさほど不満無く聴けるようになりました。今はポリーニのベートーヴェン、ピアノソナタ29番を聴いています。
ただラックの共振周波数があるようで、メゾソプラノのある音域で大きく振動が伝わることがあります。
これ以上の対策となると、スピーカーの置き方を変えるしかなさそうです。
このように柔らかく支える方法でも一定の効果は出ますので、剛体結合にこだわる理由は見当たりません。ちなみにかかった費用は防振シートを含めても数百円、コストパフォーマンスは抜群です。
ま、スピーカー本体の値段がペアで8千円ちょいでしたので、あまり費用を掛ける気にはならないのです。